シャトーブリアンとは、細長い形状をしたヒレのうち、中央部の最も厚みのある一部分のことをいいます。フランスの政治家・作家であるシャトーブリアンが、好んでこの部位を調理させたことから、その名を冠することになっています。ヒレの特徴である柔らかさやキメ細やかさが一段と高まる部位である上、1頭から数キロしか取れないうちのヒレのさらにその一部ということで、究極の稀少部位として最高級牛肉のひとつに数えられています。